Audax Japan
PBP 2007 規則 †
第一条 †
ACPは2007年8月20日から24日まで、1200kmのBrevet de Randonneurs Mondiauxすなわちパリ-ブレスト-パリを主催する。
第二条 参加条件 †
- 性別を問わず、またクラブに所属しているか否かを問わず、2007年シクロツーリスムライセンス(FFCT、 UFOLEP、 FSGTのライセンス)取得者はPBPに参加できる(外国人参加者はライセンスに関する要件を満たす必要はない)。参加者はPBP初日までには年齢が満18歳以上であり、2007年にACPが認定した200km、300km、400km、600kmの公式ブルベをフランスもしくは他国で完走していることが参加条件となる。
- 募集人員は4,500人である。
- 参加者の選定:次の資格の優先順位に従って参加者を選定する: FFCT、外国人参加者、UFOLEP、FSGTライセンス取得者。
- 参加者は十分に体力があり、健康を害しておらず、1200kmを完走出来るであろうことを証明する健康診断書を提出すること。この健康診断書は実施3ヶ月以内に発行され、英文で記載されていること。
第三条 自転車 †
- 人間が動力である車両のうち、ハンドルで操作する、変速機系駆動装置付きの二輪車もしくは三輪車ならどのような形状をした自転車であっても参加は認められる。(ソロ、タンデム、トリプレット、三輪車、MTB、スペシャルサイクル、特殊形状の自転車)
- DHバー、トライアスロン用ハンドルバー等、あらゆる形状の延長ハンドルの使用は禁止する。
- 照度が十分な前灯と尾灯を自転車に固定し、いつでも点灯できるようにしていること。夜間走行時は前灯は100mの距離から、尾灯は150mの距離から明確に視認出来ること。赤色LEDランプを点滅状態で使用することは禁ずる。ランプ式、ハブダイナモ式、無点滅のLED式ライトのうち、二つ以上を併用することを推奨する。
- 参加者はライトの不備を理由に走行禁止を命じられた場合、ライトを修理するまでの間は走行を続けることは出来ない。ただし、予備の緊急時用ライトを携帯していれば、次のコントロールポイントまで進むことはできる。
- 参加者は少なくても400kmと600kmのBRMを走る際、PBPの期間中に乗る予定の自転車を使用すること。(新規定)
- チェックポイントの円滑な運営を確保するため、ACPは各参加者にナンバープレートを配布するので参加者は走行時常にそのナンバープレートをフレームに付けておくこと。
第四条 登録 †
- 参加申込書の受け付け期間は6月11日から7月14日である。
登録の手続きは個人単位であり、申込用紙の署名欄には、参加者本人が署名しなければならない。
参加申込書と以下の書面を提出すること。
- 開催日より3ヶ月以内に発行してもらった健康診断書。できればスポーツドクターの診断を受けたもの。
- 外国人:保険証書のコピー
- 証明写真:35mmX25mm〔最近撮ったもの、裏にローマ字で氏名を記入)〕
- 郵便返信用ラベル:80x40mm の裏に糊がついたラベルに住所と名前を書いたもの
- 登録料
外国人:米国、アジア、オセアニア地域=108ユーロ
フランスの銀行宛、ユーロ建ての小切手。
小切手による支払いの場合、銀行の手数料として20ユーロを参加費とは別に支払うこと(注:AJでは一括で支払うのでAJ全体で20ユーロの料金で済む。)
その他の金額は参加申込書に記載している。
第五条 キャンセル †
1) 参加者によるキャンセル
参加者は主催者が提供しているキャンセル保険に加入し、なおかつキャンセルする理由が保険契約の条件を満たしている場合のみ、参加費の返金を請求できる。
2) 主催者がPBPの開催を中止した場合
主催者に責任の有る無しを問わず、不可抗力その他予期出来ない事情により主催者がPBPを中止した場合、参加者は参加料の返金を請求することは出来ない。
3) 上記に述べている二つの状況が発生した場合
- 食事代は全額返金する。
- ジャージ代に関しては、もしもPBPが中止になった日までにACPがすでに発注済みの場合はジャージ代金の返金はしない。
- スーパーランドナーのメダルは郵送するので、メダル代を返金しない。
第六条 装備 †
- 参加者は必ず反射ベストもしく反射クロスベルトを着用すること。(車検の際、提示すること)
- 夜間はなるべく明るい色の服を着ること。
- 走行中はヘルメットを着用することを強く推奨する
- 公式のPBPジャージもしくはクラブのジャージを着用することを推奨する。プロのチームジャージの着用を禁ずる。
第七条 ルートとPC †
- ルートとPC (コントロールポイント)
- スタート地点がSaint-Quentin-en-Yvelines (Guyancourt)、 Villaines-La-Juhel(221km)、 Fougeres(86km)、 Tinteniac(54km)、 Loudeac(85km)、 Carhaix(76km)、 Brest(83km)。
- 復路はMortagne Au Perche( Villaines-La-Juhelから84km)とDreux(Mortagne Au Percheから57km)の二カ所が追加となっている。
- 往路ではMortagne Au Perche(スタート地から141km)で食事休憩ができる。
- 参加者は指定ルートを走行すること。指定ルートから外れたコースを走行した場合,保険の請求が出来なくなる。
- シークレットPCを設置することによって、PBPが適切に運営されたことを保障する。
(加藤注)03年の僕のブルベカードによると、18日22時45分スタート。Villaines-La-Juhel翌朝の8時39分。Fougeres13時43分。Tinteniac16時47分。Loudeac23時29分(野外仮眠、寒かった)。Carhaix20日10時47分。Brest15時18分(リミットは17時30分)到着。帰りはCarhaix20時43分。Loudeac21日1時51分(室内仮眠)。Tinteniac9時15分。Fougeres13時7分。Villaines-La-Juhel18時54分。Mortagne Au Perche22日1時1分(室内仮眠)。Nogent-Le-Roi(82km)8時1分、ゴール(58km、途中30分ほど木の下で昼寝)12時35分。
85時間50分、合計距離1235kmでした。仮眠は1回ごとにたぶん2時間くらい。印象的なのは
Mortagne Au Perche(スタート地から141km)で最初の食事休憩ができるはずだったのですが、僕の数人前でサンドイッチ用パンが無くなり食べられなくなったことです。その後空腹をどうしたのか覚えていません。
第八条 参加者の責任と保険 †
いかなる事情であれ、参加者は常に道路交通法を守る義務がある。走行中の携帯電話の使用は禁止である。
PBP参加者は自己責任においてリスクを負うわけであって、外国人参加者を含む参加者全員は各人で個人保険を掛ける必要がある。
PBPの期間中、参加者が第三者へ物的、身体的被害を与えた場合を想定して、主催者はResponsabilite Civile-Defense et Recours損害賠償保険を掛けている。
上記の保険には全参加者を対象とした医療救助の特約が付いてる。
この損害賠償保険は落車や窃盗による自転車や装備の損害を保障するものではない。これらのリスクを担保するためには個人保険を掛ける必要が有る。
ACPはリタイヤした参加者のスタート地点までの搬送費用などを負担しない。
第九条 ブルベカード †
- 参加者はスタート時にブルベカードを受け取り、それらを保持管理する責任を負う。
- 参加者はブルベカードを常時携帯し、PCではブルベカードを提示すること。
- ブルベカードを紛失した場合、また事前に予告されたPC、シークレットPCを問わずPCの一箇所でもチェックを受けなかった場合、あるいは不完全な状態でブルベカードを提示した場合、参加者は失格となる。
第十条 コントロールの運営 †
- 参加者は全員車検を8月19日9:00から18:00の間の好きな時間帯に受けなければならない。車検後、参加者は体育館 (Gumnasium) に進み、パスポート、IDカード等本人確認ができる書面を提示。ブルベカードを受け取り、参加誓約書に署名する。
- スタート時のコントロール:
- 公式のスタート時刻より1時間から2時間前に体育館でスタートの手続きをする。
- 注:参加者はブルベカードを登録し損じた場合、認定を受けられず未登録の扱いとなる。
- スタート:
- 当局の要請に従い、スタートはグループ分けして行う。安全上の理由から、Saint-Quentin-en-Yvelinesを通過する際は乗用車とオートバイの先導でこの町を通過する。この区間〔15キロの区間〕で先導車両を追い越すことは禁止であり、追い越した場合はペナルティを課す。
第十一条 PCのオープンとクローズ †
- ブルベカードに記載されたPCのオープンとクローズ時刻を遵守すること。
- 参加者は必ずオープンとクローズの時間内に各PCに到着すること。クローズ時刻に遅れて到着した場合、重大かつ実質的にやむを得ない理由以外は失格となる。通過することが認められた場合でも、次のPCもしくは二つ先のPCに到着したころまでにはロスタイムを取り戻さなければならない。
- 全てのPCを時間内に通過した参加者は完走時間を印字したメダルを貰える。(ペナルティ時間含む)。上記のメダルは第16回PBP完走を記念するメダルである。
第十二条 リタイヤとPC時間遅れ †
- リタイヤした参加者、もしくはPCに時間内に到着できなかった参加者はブルベカードとナンバプレートを返却しなければならない。
- ブルベカードとナンバプレートを返却したことを証明するために、参加者は大会運営者の目の前でブルベカードに署名しなければならない。
- ACPは2008年1月に第16回PBPのリザルトと書類を各参加者に郵送により返却する。
第十三条 健康チェック †
- 青年とスポーツ省の要請によりドーピングチェックを行うことができる。費用は省が負担する。
もしもドーピングテストを受けることを拒否したり、陽性の反応が出た場合、参加停止処分となる。
第十四条 サポートカー †
- サポートカーは公式のPBPルートに進入したり走行することは禁じられている。たとえサポートカーと合流したいPCが一箇所しかない場合であっても、必ずサポートカーを主催者に登録すること。サポートカーは指定されたルートを走行すること。参加者とサポートカーの運転者は提供できるサポートの種類や範囲に関する誓約書を署名する必要がある。サポート要員は絶対に規則を守り、違反した場合はペナルティを課す。
第十五条 ペナルティ †
- ACPは重度な違反行為が認められた参加者のPBP参加を拒否、もしくは失格処分にすることが出来る。
- 以下の罰則規定に従って、公式のコントローラの報告にもとづいて、参加者にペナルティを課す。
- 違反行為が発覚した場合、その直後もしくはPCでブルベカードにペナルティを記載する。ペナルティは総合タイムに対してのみ加算される。
- イベントの途中で出場停止などの処置はない。
| 1. | イベント初日先導車両やオートバイを追いぬく | 1時間 |
| 2. | 夜間ライトを点灯していない、もしくは照度が不足している場合 | 1時間 |
| 3. | 道路交通法違反 | 1時間 |
| 4. | 反射ベストやクロスベルトを着用していない | 2時間 |
| 5. | 大会運営者の指示を拒否した | 2時間 |
| 6. | 登録したサポートカーがサポートカー指定ルートを走るべく運転していた最中にPBP参加者用のルートを走ってしまった | 2時間 |
| 7. | 登録していないサポートカーがルート上もしくはPCを設置した町で走者を援助した場合 | 5時間 |
| 8. | 参加者もしくはサポートが大会運営者に対し、不適切な態度を取ったとき | 5時間 |
違反を繰り返した場合、その都度ペナルティを蓄積することになる。
代理出走が発覚した場合、その正式参加者は失格となる。代理出走者はPBP期間中にACPが参加者にかけた保険と第三者賠償責任の適用を受けられない。
第十六条 広報 †
ACPはPBP参加者の参加状況を全行程を通じて撮影し、記録する権利を有する。参加者は全員このACPの権利を認めなければならない。
ACPは無償で参加者の映像を宣伝広告用資料として、全世界の全ての国において、かつ法律、条約などによって定められた最長の期間にわたって使用する権利を有する。